工事事例Case
認知症の旦那様の徘徊を出来るだけ防止する為、裏口の錠前を交換いたしました。
室外からの写真です、外観は普通の錠前です。
室内側が特殊です、ツマミではなく鍵で開け閉めをする構造なんです。
今回のご依頼は、認知症を患う旦那様 を介護されている奥様からのご相談から始まりました。 奥様がお休みなっている夜間やお手洗い、お風呂に入っている時などに旦那様が鍵を開けて外に出て行ってしまうそうで、外で転倒して怪我をしてしまったこともあるそうです。 奥様なりに鍵を開けにくくするように工夫を様々されていたそうなのですが、もともと器用な旦那様に全て開けられてしまい、鍵屋さんに相談してみようと当店にご来店されたとの事でした。
先日掲載させていただきました事例と同様、店頭でお話だけでは、お客様のお住まいに合ったご提案が難しい為、お客様の都合のいいお時間に訪問を致しました。
特に裏口が問題だとの事でしたので拝見致しました所、よくある丸いノブの中に鍵穴があるインテグラル錠が付いておりました。 しかも室内側に網戸を取り付けているので、新たに鍵を取付けるのも困難でした。そこで、現在の鍵を室内室外共、鍵で開け閉めを行う、両面キータイプの鍵に交換することにいたしました。内外共同じ鍵でご使用していただけます。
このタイプに交換する事により、室内側のつまみが無くなり内側も鍵で開け閉めをするので、鍵を閉めた状態では、鍵がない限りは勝手に外出することが防げます。 しかしながら地震や火災時の様な咄嗟の外に出ることができなくなる恐れがある為、裏口のそばに必ず鍵を置く様にしてください。とお願い致しました。
作業完了後奥様に試していただきました所、想像していたより違和感なく使えるのでこれなら私にも使えそうだし、今までより安心して休めるわと大変喜んでいただけました。 A様今回はご依頼を頂き誠に有難うございました。
様々なカギの事でお悩みのお客様、是非カギの救急車近鉄八尾駅前店にご相談ください。宜しくお願い致します。 有難うございました。