工事事例Case
八尾市南本町 蔵の鍵を紛失したので困っているとのご依頼を受けお伺いいたしました。
蔵の鍵の鍵穴です。 古墳みたいな形をしています
何とか解錠出来ました。鍵屋をやっていてよかったと思える瞬間です。
今回は、50年以上前に建てた蔵なんですが、鍵を紛失してしまい蔵の中に入れずに困っている。
何とか開けてほしいとのご依頼でした。 早速お伺いをして鍵穴を拝見いたしました所、
古墳のような形をした鍵穴でした。私共の業界では棒鍵と呼ばれるタイプの鍵です。
現在では、ほとんど見かけなくなったタイプの鍵です。
お客様からは、最悪壊してもいいと仰って頂きましたが、できるだけ壊したくはありませんので、
鍵穴から鍵の構造を観察し詳しくは書けませんが、解錠道具なども多少自作しながら、
20分ほど鍵穴と格闘しました所、カチャンいい手ごたえがあり何とか鍵を解錠することができました。
お客様に鍵が開きましたよと報告し、扉を横にガラガラと動かしますと間違いなく扉が開きました。
お客様には非常に感謝をして頂き、恐縮いたしました。
その後、蔵の中に鍵があるかもしれないと探されましたが、鍵が無かった為、鍵の作成もご依頼をいただきました。
さすがに作業車には材料を積んでいなかったため、錠前を取り外して店舗に持ち帰り鍵の作成を試みます。
店舗には棒鍵の材料も多少在庫してありますので、この錠前に合うものを選定し2時間ほどで鍵を完成させることができました。
出来た鍵が気持ちよくカチャンカチャンと回る時は、達成感があります。
早速できた鍵と錠前を持って、再度お客様の元に行き錠前を取りつけて作動を確認して頂き作業終了となりました。
この場でも再度お客様から感謝のお言葉をいただきました。
実は私が行く前に他の鍵屋さんに来てもらったそうなのですが, 無理だと諦めて引き上げたそうです。
H様この度は、カギの救急車近鉄八尾駅前店にご依頼をいただき誠にありがとうございました。
蔵や倉庫の鍵でお困りのお客様、是非カギの救急車近鉄八尾駅前店までご相談ください。
よろしくお願いいたします。
左が取り外した錠前で右にある鍵が棒鍵です。 こんな形状の棒鍵に加工を入れて鍵を作成していきます
完成した鍵をテストして、問題がなければ完成です。 有難うございました。