工事事例Case
鍵が急に開かなくなった
【異物取出し】
今回のご依頼は、お急ぎの様子で、お電話がかかってきた女性のお客様への対応事例です。
夕方仕事を終えて家に戻って鍵を開けようとすると、鍵が途中までしか入らず開けることが出来ないとの事でした。
当然家に入ることはできませんから、家の用事や子供さんが学習塾に行けない等々の諸事情があり、お急ぎのご様子でした。
当店から割と近い所だったので、すぐにお客様の所へ急行いたしました。
到着後、ご挨拶もそこそこに作業を開始、まずは鍵をお借りして開けようとしましたが、やはり鍵は途中までしか入らず開錠できません。
次に専用工具で鍵の中を見ますと、何やら木片？のような異物が見えます。
これを何とか取り出せれば鍵は開くはずですが、鍵で異物を奥に押し込んでしまっている事もあって、なかなか取り出すことが出来ません。
最後の手段として鍵を壊せば開ける事は出来ますが、鍵の交換費用も別途掛かりますのでできれば避けたい。そこでいったん作業の手を止めて、許可を得てお客様宅の外周を一回り。
詳しくは書けませんが、何とか開く事が可能な場所を発見して、開錠作業を行い成功！ お客様に家の中へ入って頂きました。
とりあえずは問題解決なのですが、鍵が使用できないままですのでお客様に中から玄関を開けて頂いて、作業続行です。
扉が開けば、鍵穴は取り外し及び分解可能ですので、分解して異物を取り出します。
取り出した異物の写真がこの写真になります。 写真中の赤丸の中にある異物が鍵穴に入っていたものになります。
異物の正体は、やはり木片でした。 木の枝か爪楊枝みたいなもののようでした。
こんな小さなものでも、カギ穴の中に入ってしまうと鍵は使えなくなるんです。
では一体これは誰がやったのか、一瞬空き巣の仕業を考えがちですが、経験上の事を申し上げますとそのほとんどが子供さんの悪戯です。
この様な鍵のトラブルは、実は非常に多いんです。 しかも大抵夕方に依頼が来ます。
子供さんが帰宅してきたときに、たまたま親御さんが帰宅しておらず、家に入れない。
そこで待ちきれなくなった子供さんが、悪気なくテレビでやっていたカギ開けの真似を木片などを使ってやってみた所、中に折れ込んでしまった・・・・。
ってゆうのが事の顛末であることが多いんです。 今回もそうでした。
分解した鍵穴を元に戻して鍵がきちんと使える事を確認して、作業終了です。
最後にお客様に今回の状況を説明し、鍵が元通り使える事を確認して頂き現場を離れました。
Ｔ様今回は大変だったですね、しかし何とか鍵を壊さずに開けることが出来てよかったです。
鍵の緊急トラブルは、カギの救急車 近鉄八尾駅前店にお任せください。
宜しくお願いいたします。